受講生からの感想を許可をいただいてここにご紹介します。
出来事に振り回され、不満ばかりがつのる日々。そのうち子どもの悩みが絶えなくなり、自分を責めるように
いつの頃からか生きることはつらいこと、しんどいことだと思って生きていました。結婚して家族ができてからは恵まれた環境にいるはずなのに何をしていても幸せを感じられなくて不満ばかり。外で起こることに振り回されては疲れ、心ここにあらずの状態で過ごす日々でした。
そうこうしているうちに子どものことで悩みが絶えなくなっていきました。
私が頑張りさえすれば家族ぐらいは変えられると思い、自分なりに頑張っても空回りするばかり。過去を後悔し自分を責めることしかできなくなっていた時にアイニさんのアカウントとの出会いがありました。
悩みの奥深くには、大きくて重たい石が……。その石を手放し、幸せにラクに生きるために受講を決める
朝ライブに参加し、チャカナの叡智を学ぶようになり、初めて自分との向き合い方を知りました。わからなかった自分のことがなんとなくわかっていくような感覚がありました。いろいろな気づきがあったなかで、子育ての悩みのもっと奥深いところには大きくて重たい石があることを感じるようになりました。
私は幼い頃から劣等感が強く、子どもが生まれてからは自分の劣等感を埋めるように子どもに期待を押しつけてきたこと、孤独を感じていたことなど、それまでまったく気づいていなかった自分が少しずつ見えていきました。
私はずっと過去の劣等感や孤独と一緒に生きていたのかも……。だから苦しかったのか、と。でももう重たい石を手放して今を幸せにラクに生きていきたいと思いグリーフリカバリーを受講しました。そして共依存を認めたくない自分を感じながらも、ここまできたら一気にやってラクになりたい、と共依存リカバリーの受講を決めました。
見ないふりをしてきた自分があまりに情けなくてショックを受けても、諦めずに寄り添い続けた
学びだしてからは今まで見ないようにしてきた情けない自分とも向き合うことになり、予想以上にひどい自分にショックを受けることもありました。自分のことなのに本当の感情がわからないこと、無意識で自分を責めていること。常に人の目を気にして、人から見られて幸せに見えるフリをすることに頑張って生きてきたこと。他人にも自分にも完璧を求めてしまうこと。それらに気づいたのに、さらにそうしてしまい、自分の弱さを隠したい私がいること。これまでの私の人生ってなんだったのか、と惨めな気持ちになることもありました。
それでも諦めずに自分との向き合いを進めていくうちに、気がついたら自分の感情に気づいて寄り添い、自分を癒せている私がいました。自分を責めて過去を後悔していた私はもういません。惨めで孤独な私だけではない、見えていなかった大切なものが少しずつ見え出した時から、つらい涙がうれし涙に変わっていきました。
ひとりじゃない。始まったばかりの自分育ての旅で、自分を丸ごと抱きしめて、軽やかに柔らかく生きていく
「もう、ひとりで頑張らなくていいんです」とアイニさんに言っていただいた言葉が、私のお守り代わりでした。アイニさんとカルパさんにサポートしていただき、タンポポ仲間さんに支えていただいて、本当にその通りだと今思います。ひとりではなかったからここまで頑張ってこれました。そしてここまで頑張った自分にも「ありがとう」と言ってあげています。
今やっと自分育ての旅が始まったばかりです。古い鍵を使おうとしたり、私ってダメだなと思ってしまうこともまだまだあります。必然はやってくるし悩みや不安が消えてなくなったわけではないですが、どんな私も否定しないで丸ごと抱きしめられるようになってきていること、目に見えていることだけではなく、見えない大切なものを感じられるようになってきていることも、今の私を助けてくれています。
そして私はこれからも、もっと自分を好きになりたいし、ラクな自分で軽やかにやわらかく生きていきたいので、これからも学び成長し続けることを選択していきます。
Komugiさん 女性 40代 長野県
リカバリーコーチからのメッセージ
四人目の記念すべき第一期生のKomugiさんです。入口はチャカナの叡智でしたね。Zoomの画面越しに毎週お会いするKomugiさんは、まるで少女のようにはにかみながら微笑えみ、静かな優しい声で話される方でした。そのKomugiさんが共依存リカバリーへ申し込まれることを知った時、私は涙ぐみました。静かな湖面のようなこの方は、一体どれほどの悲しみやつらさを誰にも知らさずご自身の中だけで抱え込んできたのだろうと。静けさの中に揺るぎない強さを秘めておられましたね。私はKomugiさんを誇りに思います。ただただ希望を信じて、歩みを止めることなく、ご自身と向き合い続けられました。本当にありがとうございました。もう岸に上がりましたね。大切な家族を守るために。幸せな未来のために。