今回はもう少し詳しく、グリーフリカバリーメソッドについてお話しさせていただきたいと思います。
グリーフリカバリー・インステイテユートについて
アメリカにはグリーフリカバリー・インステイテユートという組織があります。
創設者のジョン・ジェイムスと、ラッセル・フリードマンが自らの悲しみ、いいえ、もっと強い悲嘆を経験し、その悲嘆から立ち直ることができたとき、その方法をより多くの人に広めたいと思い立ち設立しました。
そこからすでに約45年の歴史があります。
グリーフに対する間違った考え
悲しみは、誰もが持つ感情ですが、それを世間に対してそのまま見せることは、決していいことではなく、むしろ隠し、あるいは、自分の心の中に閉じ込めてしまうことがいいこととされています。
また、悲しむ人を見ると多くの人は、その人が立ち直るために、「その気持ちはよくわかる」とか、「強くなれ」とか、「忘れろ」といった、アドバイスをよくします。
しかしこれらは誤った考え方です。
自分の悲しみの詳細は決して他人にはわかりません。
強くなるとはどうすることでしょう。
悲しみを我慢することでしょうか。悲しみを忘れることなんかできません。
グリーフリカバリーメソッドの役割
悲しみへの正しい向きあい方を一緒に学び、どのように悲しみを自分で整理し解決するか、その行動をステップバイステップでアドバイスし、あなたに身につけていただくのが、グリーフリカバリーメソッドの役割です。
WHATリカバリーは、日本でグリーフリカバリーメソッドによるサポートをオンラインで提供しています。どうぞご利用ください
著者:Y.S.