受講生からの感想を許可をいただいてここにご紹介します。
【E様(50代・女性・会社員)の体験談④】
今回は第4回目ワークショップについてお伝えします。
入室後・・・毎回、この1週間はどのように過ごしたか、などスペシャリストさんにお話し、誓約を読み合って交わします。
パートナーミーティング・・・それからワークショップが始まりますが、ワークショップが終了すると宿題の資料と次回のテキストがメールで送られてくるので、その宿題の共有をスペシャリストさんといたしました。
完結させる喪失の共有
その共有は、先週のワークショップのブレイクアウトルームで取り掛かっていた「グリーフ年表」から「自分が選んだ完結させる関係」を、なんでその人を選んだか?完結させる関係を選んでみて、わかったこと、気づいたこと、感想をまとめて1人10くらいを話しました。
ここまで、ワークショップを3回まで終えましたが、こういう傷ついた心、悲しい気持ちが起こるのは、もとはといえば親、両親からの影響が大いにあるので、まずは両親をどちらかといえば、母親を先に行った方がいいという、スペシャリストさんのアドバイスもあり、前回のブログでもどうしようか迷い始めたと書きましたが、「しがらみコース」を申し込んだ時に決めていた相手のことでかなり何年も振り回されていたので、モヤモヤした気持ちに終止符を打つために、決着をつけたくて変えませんでした。
母親については、また機会があればワークショップを申込みたいと思います。
休憩・・・それから5分ほど休憩を挟んで、ワークショップ後半です。
ワークショップ後半・・・後半では、次に行う「関係図」についてスペシャリストさんから説明があり、ブレイクアウトルームに入って作業を行なっていきます。
ブレイクアウトルームでの作業
『関係図』を書く・・・完結させる相手との「関係図」を書きます。「関係図」とは、相手との関係での、嫌な思いをした負の感情の出来事や楽しかったプラスの出来事を書き出していき、全てのグリーフを見える化します。スペシャリストさんやしがらみの相手に見せるわけでもないので、全てに自分に正直になります。先ほどパートナーミーティングのところでご説明したように、1人に絞ってその人についての関係図を、グリーフ年表の時に使った同じフォームの用紙を使って(資料は送られてきますので、ご安心を)、中央の線より上はプラスのこと、線より下はマイナスな悲しかったこと、傷ついた気持ちを書き出していきます。
私の場合はほとんどマイナスな感情の出来事で、10個以上書きましたが、プラスの方はたった4つでした。なんとま〜ここまでも傷ついていたのだと実感しました。しかも古いものだと何十年も前の出来事もあり、驚きました。今の今まで、こんな意味のないマイナスな気持ちを体の中に持っていたなんて、まるで爆弾を体の中に持ち抱えているようなものですよね。
そりゃ、体調が悪くなる要因の一つだということが、ますます自分のことがわかってきました。
そのプラス、マイナスの出来事は最低でも上下2つずつ書き、1時間ぐらいで仕上げることなのですが、場合によっては、同じ出来事でプラス、マイナスの感情が起こる場合もあります。
相手を美化しない、悪者化しない:どうして最低2つずつかといいますと、プラスの感情の場合、相手に対するプラスの感情が一つもないという状態=「相手を悪者化する」を避けることができ、反対にマイナスな感情の場合、相手に対するマイナスの感情が一つもないという状態=「相手を美化する」を避けることができます。ここで、私は「悪者化」「美化」をより一層理解することができました。
マイナスな感情とお伝えしましたが、「こう言ってほしかった」「こうしてほしかった」などの相手への要望の気持ちも書いていいのです。
私の例で言いますと、私がすっごく便秘でお腹が痛くて苦しんでいるときに、しがらみの相手は真横で美味しそうにうどんを食べていて、大丈夫?の一言も私にかけませんでした。
すでに話し合いが済んでいるとかすでに気持ちを伝えて完結している出来事があったとしても、それ等も関係の一部で他の出来事を思い出すきっかけになるかもしれないので、後でまとめればいいのでどんどん書いていきます。
こうやって関係図を仕上げていくのですが、スペシャリストさんが色々教えてくださいますから、第4回目のワークショップもあっという間に無事終了の時間になりました。スペシャリストさん本当にありがとうございます!
また私は、終了後ぐったりでした。
では、次回も楽しみにしてくださいね。