受講生からの感想を許可をいただいてここにご紹介します。
半年前の自分に伝えてあげたい “あなたが踏み出した一歩は確実に育ってきているよ”
リハビリ期間が始まったのは半年前のこと。そのときに自分で書いたアンケートを読み返してみました。
「未来のあなたはどう生きていますか」という質問に対して、「誰といても無理をしないで笑えて、あるがままの自分を大好きで毎日を愛おしく想い生きている私がいます」と答えていました。
そして、今の自分を眺めてみると、自分を大好き！とまではいかないけれど、未熟な自分も認めて許せて愛せるようになってきているし、誰かといても無理をしないで、苦しくなく毎日を精一杯生きています。上がったり下がったりしながらも、少しずつですが、自己愛は確実に育ってきていると思います。
自覚できたと思った感情はまだまだ表面的なものだった。本当の感情に触れたときに、自分の思い込みに気づき唖然としてしまった
リハビリ期間の後半部分、思考を身につける訓練は、まずは自分の深いところにある感情に気づくところからでした。それまでのリカバリーの中で、自分の感情はだいぶ分かるようになってきたと思い込んでいたのですが、それは、分かっているつもりだっただけで、本当の感情は全く違っていたことに気づき唖然とした、そんなスタートでした。
これまでの私は、他者や外で起こることに感情が揺さぶられて、まわりのせいにして生きてきました。でも訓練を続けてきた今は、自分の心の声を聞き、どうしたら好きな自分でいられるのか、どうしたら自分も他者も傷つけず良い関係でいられるのかを考え、少しずつですが自分なりの答えを出せるようになってきています。
自分の人生の舵は自分で取る。好きな自分でいるための道を意図して選び、100%まで自己愛を育てていく
また、これまでは「自分の責任」として、意図して言動を選ぶのではなく、感情にまかせて衝動的に生きてきたので後悔することが多く、それによってますます自信も自己愛も失ってきました。今では、「自分の人生の舵は自分で取る」ということはこういうことなのかと、なんとなくですがわかり始めたような気がしています。
これまでの道のりでは、「私ってまだこうなんだ」と思ってしまうこともありました。でも以前と比べてみても、私の意識はゆっくりでもちゃんと育ってきているんだと、今こうして振り返ってみて感じられています。
これからの私は…もうフリをしないで正直に、あるがままの自分で生きていきます。そして、好きな自分でいるための道を意図して選び、100%まで自己愛を育てていきます。
共依存リカバリー卒業生 komugiさん 40代 長野県
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コーチからのメッセージ
グリーフリカバリーを終え、チャカナの叡智レベル１と２を終え、総合ヒプノを終え、そして１２ヶ月の共依存リカバリーを終えたkomugiさん。真正面から誠実に自分のために自分と向き合って来られましたよね。一度たりとも自分自身から顔を背けることなく、ただただ静かに淡々と前を向き続けて来たkomugiさんを誇りに思い、そして尊敬します。一昨年リトリートで初めて直接お会いしたときのkomugiさんは、不安げで視線を合わせることに戸惑われていましたね。今は、私の目を真っ直ぐに見つめてくれるkomugiさんがいます。未来に今おぼろげながら想像だにしていなかった景色が見えていますよね。komugiさんの今生が魂にとって最高のものとなりますよう祈っています。ずーと応援し続けます。
